リフォームの流れ


■リフォームの流れを見ていきましょう。


【1. リフォームの目的を明確化して、情報を集め整理する】

ご自身のライフスタイルの変化や老朽化などで困っている場所別(例:トイレ、床、子供部屋、キッチン、洗面台、外壁、リビング等)に、ネットなど使って細かくリフォーム事例や大まかなコストを調べると良いでしょう。もちろんネットだけではなく、リフォーム施工会社に直接電話してパンフレットを取り寄せたり、ご自身の住いの近くのモデルルームを見にいって参考にするのもいいでしょう。雑誌やテレビも含めて色々な媒体やご自身の足をつかって生の情報を手に入れたりするなど、幅広く情報収集するのをお薦めします。


【2. リフォームの予算を把握して、各リフォーム会社に問い合わせてみる】

ご自身なりのしっかりとした理想のリフォーム像が出来あったところで、次は、実際に施工してもらえるリフォーム会社を探すかたちになります。これも、最近ではネットで、ご自身の住いに近い地域の施工業者を簡単に探すことができますし、その他にも、一括資料請求や、見積もりなどで、数社から数十社まとめて見積りや、施工場所ごとの実例や予算やプラン別の資料を取り寄せることもできます。その中から一番、これだっ!と思えるリフォーム業者を何社か絞って、実際に電話や打ち合わせの次のステップに進むと良いでしょう!


【3. 打ち合わせを通して、具体的な見積もりや施工計画を知る】

各リフォーム業者から頂いた資料だけでは、不十分ですので、今度は実際に業者の担当者の方と綿密な打ち合わせをすることが必要です。その際に、リフォーム業者によっては、簡単で分かりやすく書き込める見積もりチェックシートや、要望を書き込める書類を渡させることになりますので、そこに、きっちりご自身やご家族の意見をその中に整理して書き込みましょう。ここで大事なのは、些細なことでも、この時にしっかり書き込んでおくと、後々しっかりとした見積もりを業者の方からも出してもらえますし、コミュニケーションや伝達不足からくる施工時や、施工完成時の発注者側の不満やクレームも避けることにもつながりますので、これはお互い双方にとってメリットが高いので、この打ち合わせ準備段階でのやりとりを、丁寧に行うことが大事といえます。


【4. リフォーム業者を決定して契約書を交わす】

見積り内容や施工計画、機能・使用面、施工期間、アフターフォロー・保守、ご自身が頼もうとしている場所の実績、妥当性のある予算等を総合的に鑑みて、最終的に実際に依頼するリフォーム会社を決定することになります。業者と取り交わす契約書については、要望がきちんと含まれているか、予算内できちんと適切に盛り込まれているか、責任事項は明確か、完成後に不備があった場合のアフタフォローにつても記載されているかなど細かくチェックして、問題がないようでしたら、契約書を取り交わすようにしましょう。もし、少しでも疑問があったら、リフォーム会社の責任担当者にきちんと確認して納得できてから契約しましょう。


【5. リフォーム施工前、施工中のチェックもしっかり行う!】

実際のリフォーム施工する際に、必ずやっておくべきことが幾つかあります。あとあと問題にならないように事前にチェックして慎重に進めていきましょう。これらのことは、信頼できるリフォーム会社であれば、もちろん教えてくれたりするので、それほど心配はいりません。

■リフォーム施工前
(1)施工業者の車や資材の出入りが激しくなったり、工事中の騒音による近隣住民への迷惑も考えられるので、近所の方には事前に挨拶しておく。
(2)大規模なリフォームや、トイレやお風呂など生活に欠かせない箇所のリフォームの場合は、一時的な仮住まいへの引越しなども必要になってくるので、そのような場所の確保と引越し作業など

■リフォーム施工中
(1)施工工事が計画的にスケジュール通りに問題なく行われているかの確認や、施工箇所が要望通りに出来上がってきているかのチェック等が必要です。尚、施工主だからといって、あくまで上から目線で語るのではなく、お互い直接会話や意見など柔らかいコミュニケーションを通して、最終目標は同じだということを意識して進めてもらうと良いでしょう。施工完了後の結果だけを見て、意見をいうのでは、あとのまつりですのでそれだけは注意しましょう。
(2)もし万一、近隣住民から、リフォームの施工騒音や資材搬送の車の出し入れ時の駐車や危険性の不満やクレームが、直接、施工主である自身に来た場合は、その内容をリフォーム会社であったり、施工担当責任者に伝えて、問題の解決に当たってもらうようにしましょう。


【6. リフォーム施工完了後の最終チェック】

施工完了の報告が、リフォーム会社からきたら、実際最終的に、そのリフォーム箇所を念入りにチェックして確認しましょう。例えばですが、トイレや洗面所、キッチン、お風呂など水廻りのリフォームであったら、水の出具合や、臭い、機能や操作性に異常はないか、床の濡れや漏水はおきていないかなどを、細かくチェックしましょう。また、例えばリビングや書斎などの空間のリフォームであれば、施工図面や打ち合わせの要望通りにきちんとリフォームされているか、壁に剥がれや汚れ、傷などは残ってないか、廊下を傷つけていないかなども確認すると良いでしょう。問題があれば、口頭で説明するだけでなくデジタルカメラで撮影してリフォーム会社の責任者の方にその画像を見せて、情報共有して、問題箇所の改善や改修工事の相談をすることをお薦めします。少しのことでも気づいた場合は、それを指摘することで、後々数ヵ月や数年後先の大きな問題も避けることにつながるので、非常に大切なことです。リフォームのナカヤマでは、お客様の口コミでの評判も高く、クレーム対応や問い合わせに対して真摯な対応を心掛けています。

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